G線上のジャリア

〜何も生み出さなかった・続〜

「衣替え」、君たちは一体どこへ行った

この頃、一気に寒くなってしまい、私は外へ出ることを躊躇い始めた。

寒いのは苦手で(暑いのはもっとだめだけど)、けど公園に繰り出すと秋がさらに深まっているのが目に見えるので、トレンチコートでも羽織って外に出たくなる欲にも駆られ、心の中の矛盾と戦っているこの頃。

年から年中、私のパラドックスは尽きないようだ。

 

まあこんな前置きは無視して。みなさん、衣替えはもう終わりましたか?

つい二週間ほど前まで半袖で駆け回ることができたってのに、最近はコートがないと過ごせなくなってしまい、季節の変わり目がイタリア並みになってきたのか、それとも私の老いが始まったのかがわかりゃあしない。

(実は、ここだけの話、最近目尻のシワが気になり出して、エイジングケアを始めた)

 

少なくとも私の家では、つい最近、衣替えが終わったそうです。私の知らない間に、妹と母ちゃんが服と格闘していたってさ。

 

一家の行事の中では、ぶっちゃけクリスマスよりも大きな行事になりつつある、

「衣替え」

 

妹は無類のファッション付きで、しかも妹の中には現役JKが生息しているため、安さ命!質より量!!大事!

みたいなテンションで服を買っているため、トレンド終わっているだろ、という服がこんもりある。

幸いにも私の一つ下の妹は、量より質を意識し始めた気もせんでもない。

しかし、妹は相変わらず服が多すぎる。仕方はない、だってプリンターのストックを3台していたじっちゃんのDNAが受け継がれている限り、血を争うことは不可能なのだ。

 

moneydaisuki23.hatenablog.com

 

半期に一回の特大行事、衣替えはゴミ袋を2〜3袋生み出す。

それでも、毎回こうなのは次々に買い足しているからであろう。多分、買う前に捨てるという行為をきっと知らない。彼女たちは。

 

そこで、私の登場というわけだ。

ワンシーズン一回も着るところを見かけなかった服に関しては、私がこう畳みかける。

「ねえ、もうトレンド終わっていると思うけど、来年もき・る・の・?」

しかし、この努力が報われるのは5着に1着。頑なに私の意見を取り入れようとしない頑固者、妹2人衆。

 

そんなこんなで1日かけて衣替えを終えるのだ。しかし、まだ私自身の衣替えが済んでいない。

「よーし、衣替えるんるん

これからまたお世話になる服たちのもとへ。軽いクローゼットを開けると

 

ガラン。

「ふ、ふ、服がねえーーーーーーーーーーーー」

半期に一回は叫ぶこの言葉。

 

そう、私の衣替えはものの3分で終わってしまう。毎回、母から

「なんか服持ってないよね笑」

と軽蔑される。

 

う。好きでそうやっているわけではないのだが。

なぜだろうか。色々考えてみた。

そういえば、私は年から年中、長袖シャツばかり着ている。

長袖シャツは、超万能。夏は一枚で着られるし、冬は下にタートルネックを忍ばせたり、上にカーディガンみたいなものを羽織れるといった体温調節も容易。

シャツの恩恵に帰依するものだと判明した。ありがとう、シャツ。

将来、シャツ愛好会を立ち上げようと密かに企んでいるくらい、私はシャツに対する愛は誰にも負けないと思っている。

 

さて、こういった思考を半期に一回繰り返しているのだが、今年はどうだったのか。

 

一気に寒くなった今シーズン。

まだクローゼットが夏仕様だった際、

「いやー寒いってばよ」

と言いながら冬服をしまっているクローゼットからタートルネックを取り出して、シャツに忍ばせた。

 

そして、衣替え当日。

妹のものが一通り終わった後で、私の冬服が入っているクローゼットを開けてみた。

やはり、クローゼットが軽い。

中身を見てみるとそこには、ヨレたヒートテックと、ジーパン2本とノーカラーシャツ1枚しかなかった。

 

あれ、私の服これだけだったっけ。

母が他のクローゼットを開けて探してくれたものの、まったくなかった。

あのタートルネックを取り出す行為が衣替えの一環だったなんて。

しかも、夏仕様と思っていた私のクローゼットの中身を改めて取り出すと、Tシャツ4枚だけが移動することになった。

 

 

私は自分でも気づかないうちに、衣替えが必要ないクローゼットに仕上げてしまったようだ。自分でもびっくりです。

母は言葉を失いました。

 

 

これはミニマリストと呼んで良いのだろうか。いや、あまり認めたくはない。

という、最近の近況報告でした。お読みいただきありがとうございました。