G線上のジャリア

〜何も生み出さなかった・続〜

エスカレーターに、私はなりたい 〜たとえ推す相手が違っても考えることは一つ卍〜

妹が私にTikTokを見せてきた。

出たこれTikTok。世の中のJKを虜にしているSNS

中国にいつ情報が抜き取られるかがわからない中、今日も彼女たちはエモい音楽に乗せて振り付ける。

 

で、本題なのがこれだ。あるオーディション番組から結成されたアイドルグループがとある雑誌撮影をしていた時の動画を上げていたのだが、エスカレーターに乗りながら写真撮影をしていた。

 

コメント欄を見ると

 

エスカレーターってこんなにかっこよくなるんですね!!好き!!!」

「こんなイケメンたちを乗せて、エスカレーターも喜んでいるでしょ」

「私もエスカレーターになりたい」

 

ーーーーーーーーーーー「私も」ーーーーーーーーーーー

 

 

これさ私の作り話と思うじゃん。マジで!書かれていたのですよ。

 

色々ツッコミどころはあるが(エスカレーターが擬人化されているところとか、勝手に喜んでいる体になっていることとか)、「私もエスカレーターになりたい」と。はて。

 

誰もが思うだろう。

推しが子役の可愛い女の子と戯れている時。

「あの女の子可愛かったな〜」と推しがつぶやいていたとするならば、

「ああ、、、あの女の子に私はなりたい」

と必ず思うだろう。

あるいは、ドラマや映画にて

ちょっとしたラブシーンがあった時

「あの女優、どけ!!!私が代わる!!!!」

と何度叫んでいるのか。

それとも女優に憑依するのか。

 

人間に憑依したい気持ちはよーくわかる。しかし、今回は無機質のエスカレーター。

確かに推しに踏み倒されるのは楽しいだろうし(え)、興奮するだろう(え)。

 

アナタ、エスカレーターが持っていない、この生命、タンパク質を全て投げ捨てて、この鉄の板になりたいと思うかね。本気で思うかね。

 

だが、エスカレーターになることで推しに愛を伝える唇を持つことができないし、叫ぶ声を出すことができない。ペンラとうちわを振って愛を伝える腕を持つことができないし、推しを見るための目を持つことができないし、書かれるライブに行く足を持つことができない。

この生命を宿すタンパク質は、推しを見て、聴いて、興奮するためにきっとあるはずなのに。

この踏み倒される刹那の快楽のためだけに、エスカレーターになりたいと本気で思うかね。

 

 

 

だんだん平井堅もドン引きの歌詞が出来上がりそうになるのでここまでとするが、要はヲタはあらゆる人間・万物に憑依したいという、過分にもとれる欲望を持っているようだ。

 

なんかオチが見当たらなくなってしまったので、今回はここまで。

後味悪ー

ちょっと更新するかも